64歳、人生初のブログに挑戦!
『わくわく昭和セカンドライフ』始めました
パソコンの画面を前にして、指先が震えているのを感じています。64歳になって初めて、こうしてブログというものを書いているからです。「こんな歳になって、今さら何を始めるつもりなのか」と、自分でも苦笑いしてしまいます。
でも、心の奥底で小さな炎がちらちらと燃えているのも確かなのです。それは、まだ見ぬ誰かと言葉を通じて繋がりたいという想い。同じ時代を歩んできた方々と、残りの人生をもっと豊かに、もっとわくわくと過ごしたいという願いです。
この記事は、そんな私の小さな冒険の始まりを記録したものです。きっと同じような気持ちを抱えている方もいらっしゃることでしょう。一緒に、この新しい扉を開いてみませんか?
この記事があなたにお届けするもの
- ✅ 64歳から始めるブログ挑戦の心境と、デジタルの海に漕ぎ出すときの不安と期待
- ✅ 昭和世代だからこそ持つ、時代を超えた価値観と現代への適応の知恵
- ✅ YouTube動画制作という新たな挑戦から見えてきた、学び続けることの喜び
- ✅ 同世代の仲間たちと共に歩むセカンドライフの設計図
- ✅ 人生の終盤戦を「わくわく」で満たすための具体的なアプローチ
きっかけは孫の一言でした
「おじいちゃん、YouTubeやってみなよ!面白いこと知ってるじゃん!」
中学生の孫がそう言ったのは、昨年の春のことでした。私が古い時代の話をしているときに、突然そんなことを言い出したのです。最初は「何を馬鹿なことを」と思いました。YouTubeなんて若い人がやるものだと決めつけていたからです。
でも、孫の真剣な表情を見ているうちに、何かが心の中で動き始めました。それは長い間眠っていた好奇心だったのかもしれません。64年間生きてきて、まだ経験していないことがこの世界にはたくさんあるのだという事実に、なんだかワクワクしてきたのです。
「人は何歳になっても、新しい扉を開くことができる。ただし、その扉の向こうに何があるかは、開いてみなければわからない。」
最初の一歩は恐怖との戦い
パソコンの前に座って、カメラを起動した瞬間のことを鮮明に覚えています。画面に映った自分の顔を見て、「この顔をインターネットに晒すのか」と思うと、手が震えました。でも同時に、子供の頃に初めて自転車に乗ったときのような、あのドキドキ感も蘇ってきました。
最初の動画は、たった3分間の自己紹介でした。何度も撮り直しをして、結局「えー」や「あー」だらけの動画になってしまいました。でも、「投稿」ボタンを押したときの達成感は、何物にも代えがたいものでした。
その動画を見た友人たちから「勇気をもらった」「私も何か始めてみたくなった」という連絡をもらったとき、私は確信しました。これは単なる趣味ではない、同世代の仲間たちと新しい時代を一緒に歩んでいくための手段なのだと。
なぜブログを始めることにしたのか
つながりを求めて
YouTubeでの動画投稿を通じて、多くの方々とコメントでやりとりをするうちに気づいたことがあります。みなさん、同じような悩みや喜びを抱えているということです。でも動画だけでは、その思いを十分に伝えきれない歯がゆさを感じていました。
言葉の力を信じて
文章には、映像とは違う魅力があります。読む人のペースで、じっくりと向き合える。そして何度でも読み返せる。私の経験や思いを、もっと深く、もっと丁寧に伝えたい。そんな想いがブログという形につながりました。
私がお届けしたいコンテンツ
新しい挑戦の記録
64歳からのデジタル体験、失敗談も含めてリアルにお伝えします
昭和の知恵
長年の生活で培った知恵や工夫を現代風にアレンジしてご紹介
仲間との交流
同世代の方々の体験談や、世代を超えた学びを共有
わくわくセカンドライフの設計図
私の「わくわく」プロジェクト一覧
デジタル挑戦シリーズ
YouTube動画制作、ブログ運営、SNS活用など、これまで縁のなかったデジタルツールに挑戦。失敗も成功も包み隠さずお伝えして、同世代の背中を押したい。
昭和の知恵の現代活用法
節約術、料理の工夫、人付き合いのコツなど、昭和時代に培った知恵を現代の生活にどう活かすかを研究。古いものと新しいものを融合させる楽しさを追求。
世代間交流プロジェクト
孫世代から学ぶ新しい価値観と、私たちが伝えられる経験の知恵。お互いが教え合える関係づくりを模索。年齢の垣根を越えた友情の可能性を探る。
正直にお話しします:こんな大変さもあります
時間がかかることを覚悟
正直申し上げて、一つの動画を作るのに丸一日かかることもあります。ブログ記事も、若い人なら1時間で書けることを3時間かけて書いています。でも、それが悪いことだとは思いません。時間をかけた分、愛情も込められるのですから。
技術的な壁は確実にある
パソコンの操作、カメラの設定、編集ソフトの使い方…覚えることがたくさんあります。私も何度も挫折しそうになりました。でも孫や近所の若い人たちが快く教えてくれます。人に頼ることも大切な技術です。
それでも続ける理由
大変なことは確かにあります。でも、それを上回る喜びがあるのです。新しいことを学ぶ楽しさ、人とのつながりの温かさ、自分でも知らなかった可能性の発見。これらは、若い頃には味わえない、人生経験を積んだ今だからこそ感じられる特別な喜びなのです。
読者の皆さまからの声にお答えして
- Q: パソコンが苦手でも大丈夫でしょうか?
- 私もつい1年前まで、メールを送るのがやっとでした。でも今では動画を編集し、ブログを書いています。大切なのは完璧を求めないこと。少しずつ、自分のペースで学んでいけば大丈夫です。間違いを恐れることはありません。間違いも含めて、それが私たちらしさなのですから。
- Q: 64歳から始めて、本当に人に見てもらえるのでしょうか?
- 私が驚いたのは、年齢を重ねた人の体験談を求めている人が思った以上に多いことでした。若い人たちは私たちの経験から学びたいと思っているし、同世代の人たちは共感や励ましを求めています。64年間生きてきた経験は、それだけで価値あるコンテンツなのです。
- Q: 続けられるか不安です。三日坊主になりそうで…
- 完璧な継続を目指さなくていいのです。私も時には1週間更新をサボることもあります。大切なのは「やめない」こと。たとえ間隔が空いても、また始めればいい。人生は長いのです。急ぐ必要はありません。自分らしいペースを見つけることが一番大切です。
これからの歩みに向けて
人生に「遅すぎる」ということはない
64歳になって初めてブログを始めた私が、今この瞬間にお伝えしたいのは、年齢は挑戦の障害にはならないということです。むしろ、長い人生で蓄積された経験や知恵があるからこそ、より深く、より意味のある挑戦ができるのではないでしょうか。
このブログ『わくわく昭和セカンドライフ』は、私一人の日記ではありません。同じような思いを抱える皆さまと一緒に作り上げていく、共同作品のようなものだと考えています。あなたの体験談、あなたの知恵、あなたの悩みや喜び、すべてがこのブログを豊かにしてくれるでしょう。
次回は、私がYouTube動画制作で失敗した話と、そこから学んだ「完璧でなくても愛される」コンテンツ作りのコツをお話しします。きっと、同じような経験をお持ちの方もいらっしゃることでしょう。
あなたとのつながりを心待ちにしています
コメント、メッセージ、どんな小さなことでも大歓迎です。
一緒に、わくわくするセカンドライフを歩んでいきましょう!
わくわく昭和セカンドライフ編集部より
グランパ(編集長)
64歳のシニアクリエイター
この記事を書き終えて、改めて思うことがあります。私たちシニア世代が持っている最大の財産は「時間」と「経験」です。若い頃は時間に追われ、効率ばかりを求めていました。でも今は違います。ゆっくりと、じっくりと、心を込めて物事に取り組むことができるのです。
64年間という長い道のりの中で、私は多くのことを学び、多くの人と出会い、多くの失敗と成功を経験してきました。その全てが今、この新しい挑戦に活かされています。年齢を重ねることは、決して衰退を意味しません。むしろ、より深く、より豊かに人生を味わうための準備期間だったのかもしれません。
このブログを通じて、私は皆さまと一緒に学び、成長していきたいと思います。時には立ち止まり、時には迷い道をすることもあるでしょう。でも、それもまた人生の味わいの一つです。完璧でない自分を受け入れながら、それでも前進し続ける。そんな姿を通じて、同世代の皆さまに少しでも勇気をお届けできれば幸いです。
「人生は、何歳になってもはじまりの季節がある。
今日もまた、新しいページを開く日なのだ。」