1. ある朝突然届いた、血の気が引く「18万円」の請求
ある朝、スマートフォンの画面に見慣れない通知が表示されていました。 メールの件名には「重要なお知らせ:未納料金について」と書かれていて、心臓がドキッとしました。 送信元の名前を見ると、聞いたことのある大手通信会社の名前が表示されていたのです。 慌ててメールを開くと、「利用料金が未払いのため、本日中に支払いがない場合は法的措置を取る」という内容が書かれていました。 金額は約18万円という数字で、身に覚えはないものの、もしかしたら何かの手続きを忘れていたのかもしれないと不安になりました。 メールの最後には「詳細はこちらをご確認ください」という青い文字のリンクが貼られていました。 指が震えながら、そのリンクを押そうとした瞬間、ふと妻が以前話していた言葉を思い出しました。 「変なメールが来ても、絶対にリンクを押しちゃダメよ」という注意でした。
詐欺メールに驚き、リンクを押そうとする瞬間
2. 震える指で「188(消費生活センター)」に電話してみた結果
銀行のATMで記帳をすると、先月分の通信費もきちんと引き落とされていることが確認できました。 やはりこのメールはおかしいと確信し、家に戻って消費生活センターの電話番号を調べました。 電話番号は「188」という3桁の番号で、全国どこからでも最寄りの相談窓口につながる仕組みになっています。 受話器を取って番号を押すと、自動音声が流れた後、担当者の方が丁寧に応対してくれました。 私がメールの内容を説明すると、担当者はすぐに「それは典型的な詐欺メールです」と断言してくれました。 リンクを押さなかったことを褒められ、正しい判断だったと安心させてくれたのです。
消費生活センターに相談し、安心する瞬間
3. シニアを狙う詐欺メール!見抜くための3つのポイント
この一件で私が学んだのは、焦って行動する前に必ず立ち止まって確認することの大切さです。 詐欺メールは、受け取った人を焦らせて冷静な判断力を奪うように作られています。⚠️ 詐欺メールの典型的なキーワード
「本日中に」「法的措置」「至急対応」
これらの言葉が並んでいたら、それは疑うべきサインです!
ポイント① :送信元の「本当のアドレス」を確認する
まず第一に、メールに記載されている送信元のアドレスをよく見ることです。 表示名は簡単に偽装できますが、実際のメールアドレスは偽装が難しいのです。 送信元の名前をタップすると、その下に実際のメールアドレスが表示されます。✅ 本物の企業なら、そのアドレスには必ず企業の公式ドメインが含まれています。
例:@docomo.ne.jp、@au.com など
私が受け取った詐欺メールのアドレスは「@info-notice-jp.com」という、それらしいけれど見覚えのないものでした。
ポイント②:不自然な日本語に注意する
第二のポイントは、メール本文の日本語の使い方を注意深く読むことです。 詐欺メールの多くは海外で作られているため、翻訳ソフトを使った不自然な日本語が混ざっています。⚠️ 不自然な表現の例:
「お客様の利用状況を確認された」
「支払いを完了していただくようお願い申し上げております」
本物の企業が送る文章は、もっと自然で読みやすいものになっています。
ポイント③:本文のリンクは絶対に押さない
第三のポイントは、リンクの扱いです。 詐欺メールには必ずと言っていいほど、リンクやボタンが貼られています。 これを押してしまうと、偽のサイトに誘導されたり、ウイルスに感染したりする危険があります。🛡️ 正しい確認方法
メールのリンクからではなく、自分で公式サイトやアプリを開いて確認すること!4. 万が一に備えて、家族と「防波堤」を作っておく
この経験をした後、私はスマートフォンのセキュリティ設定も見直すことにしました。 携帯電話会社が提供している無料のセキュリティサービスがあることを知り、それを有効にしました。 このサービスを使うと、危険なサイトにアクセスしようとした時に自動的に警告が表示されます。 設定方法は意外と簡単で、スマートフォンの「設定」から「セキュリティ」の項目を選び、指示に従うだけでした。 不安な方は、契約している携帯電話会社のショップに行けば、店員さんが無料で設定を手伝ってくれます。 今回の件で、もう一つ気づいたことがあります。 それは、困った時に相談できる場所を知っておくことの大切さです。📞 困った時の相談先
消費生活センター:188(いやや)
「嫌なことがあったらすぐに相談」と覚えましょう!
📝 冷蔵庫に貼っておいた情報
・消費生活センター:188
・警察のサイバー犯罪相談窓口
デジタル機器を使う上で、完璧に詐欺を防ぐことは難しいかもしれません。
しかし、基本的な知識と対処法を知っていれば、被害を未然に防ぐことができます。
怪しいと感じたら立ち止まる、リンクを押す前に確認する、困ったら専門機関に相談する。
この三つを心に留めておけば、私たちの大切な情報と財産を守ることができるはずです。
✅ 今日のまとめ
迷惑メールを開いてしまった時の対処法をまとめます。
1. 焦らず、まず深呼吸をして冷静になること。「本日中に」「法的措置」などの言葉は詐欺の典型的なサインです。
2. メール内のリンクやボタンは絶対に押さない。確認が必要な場合は、自分で公式アプリや公式サイトを開いて確認すること。
3. 送信元のメールアドレスを確認する。表示名ではなく、実際のアドレスに公式ドメインが含まれているか見ること。
4. 怪しいと感じたら、メールを「迷惑メール」として報告し、削除すること。
5. 困った時は消費生活センター(188)や警察のサイバー犯罪相談窓口に相談すること。
一人で判断せず、信頼できる相談先を知っておくことが、何よりの防御策になります。
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